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その発想はなかったワ…
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「てらまつ君、ちょっといいかな?」

てらまつは年下の部長に呼び出された。彼に早くも好機が訪れたようだ。部長はてらまつの語学の力のことを知っていた。なぜ知っていたかというと、全さんが自身のブログ『丸の内OL・全のウキウキ謝々』でその日のうちに暴露していたからである。部長は彼女のブログのファンだった。

「君の影の努力の噂は聞いたよ。どうかな?君に任せたいプロジェクトがあるんだが。」

「はっ、はひ!やりまひゅ!」

てらまつは喜び、二つ返事で引き受けた。焦りすぎて日本語が怪しくなっていた。今までも大プロジェクトに参加したことはあったが、彼自身が行う業務はほんの一部に過ぎず、大きい仕事をしたという実感を持ったことは一度も無かった。今度はその大プロジェクトを率いろ、というのである。てらまつの動揺もうなずける。

「そ、それで、どういうプロジェクトなんですか?」

「うむ、プロジェクト名を『風呂ポーズ大作戦』という。お風呂でポーズを取ることで自らの体をかえりみ、プロテインの売上げを伸ばしたい、と某プロテインメーカーから広告業界の大手である我が社へ依頼が来たのだ。君には人々がお風呂でポーズを取りたくなるようなムーヴメントを起こして欲しい。」

語学力は全然関係なかった。部長は人材の起用がものすごく下手だったのだ。

だがてらまつは自らに授けられた能力をフルに活用することになる。

そして誰もが想像しえなかった方法でプロジェクトを成功させるのだった。

まずてらまつは戦友・テレシコワに電話を掛けていた。今回のプロジェクトの成功には彼女の協力が必要だと彼は考えたのだ。てらまつは実は策を練るのが得意だった。彼に足りないのは実力だけだったのだ。今では彼にはその実力と呼べそうな力もある。

「あ、こんばんわテレシコワ。今日は君にとっておきのニュースがあるんだ。」

そしててらまつはロシア語でその作戦を話し始めたのであった。






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てらまつは自分の会社の社運を賭けた大プロジェクトを部長に任された事、プロジェクトの内容、そのプロジェクトには戦友テレシコワの協力なしでは成功は成し得ないということを告げた。

「でも、どうして私なの?」

てらまつはすんなりOKの返事が来ると信じていたので、テレシコワの質問には少々戸惑いを隠せなかったが、流暢なロシア語で答えた。

「男性にはお風呂でポーズを取るというムーブメントを起こす事は非常に簡単だと思わないか?だけど、問題は女性のムーブメントを起こすことなんだ!そこで、キミのような完全に近い肉体が前面にPRすることで、キミに憧れ、崇拝し、それをきっかけに大きなムーブメントにならないかと僕は考えたんだ!」

少し沈黙が訪れ、テレシコワは答えた。

「・・・・・わかったわ。なら、私はいまからどうすれば?」

「まずは日本に来てくれないかい?」

「ええ。今すぐ準備にかかるわ。」

「ありがとう。じゃあ、日本で・・・。」

「ええ、日本で・・・。」

てらまつは静かに受話器を下ろすと、安堵を含んだ溜め息を吐いた。

しかし、安穏とした時間はすぐさま消え去り、てらまつは次の準備に取り掛かった。

「今回のプロジェクトには”あれ”が必要だからな。」

てらまつは名古屋行きの新幹線に乗るために、急いで東京駅に向かった。



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憧れのN700系に乗って颯爽と名古屋駅に到着したてらまつは、そのままタクシーへ乗り込んだ。

(女性に筋肉のムーヴメントを起こせば、自尊心の強い男性も女性に負けまいとプロテインが主食になるだろう。だが女性にムーヴメントを起こすためには、テレシコワにはああ言ったものの、彼女だけでは力不足だからな。)

そしてたどり着いた先は小さな農家だった。するとてらまつは農場で駆け回る鶏を一羽一羽物色し始めた。そして少し小高い所にまるで王の如く君臨する一羽の名古屋コーチンにてらまつは目を奪われた。まわりの鶏よりも一回りも二回りも大きな体躯、ひとたび羽を広げればあたりに砂煙が舞い上がるその力強さ、さらにその鋭い眼は「俺は飛べる」とてらまつに語っているかの様に思えた。いや、彼の能力はある程度動物にも適用されるのかもしれない。

てらまつはその名古屋コーチンを購入し、再びN700系で東京の地へと向かった。新幹線の中でてらまつはこの先の戦場で戦友に、また世界初の鶏アイドル、通称《ニワドル》になるであろう相棒に《ちんすこう》という名前を付けた。ちんすこうはトサカをプルプルさせながら喜びを表現していた。

テレシコワが来日する明日までに、てらまつにはまだやることがあった。東京駅に着いた彼はその足で自社の子会社であるCM製作会社へと向かった。



「やぁてらまつさん!何ですかそのニワトリ?ところで聞きましたよ《風呂ポーズ大作戦》の件。どういった方向性のCMにしましょうか?」

「久しぶりだね東国腹くん、とりあえずこれを見てくれないか?」

そう言っててらまつはある物を手渡した。…それはCMの絵コンテだった。

「拝見します。…え?……んなっ!?こ、このニワトリはそのための!?…こりゃあ新しいスターが誕生しますよ!!」

東国腹が驚くのも無理のないことだった。なぜならその絵コンテの内容は筋肉のムーヴメントを引き起こすのみならず、てらまつの能力を活かし、人種のメルティングポットになりつつある日本全土に向けて、ある種のメッセージを人々に効果的にアプローチする極めて斬新な内容だったからだ。


「コケー!!」

突然叫んだちんすこうの声が「やったるでぇ~!!」と言った様に聞こえた。







次回、絵コンテの衝撃の内容が明かされる!!!!







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CMのストーリーはこうだ。

1.ある日テレシコワは、重さ故に高く飛べないはずの名古屋コーチンが空を飛んでいるところを見た。目的は、幼い子供のために電線に引っかかった風船を取り、子供の涙を止めてあげる事だ。左の羽根には”ちん”、右の羽根には”すこう”と書いてある。どうやら名古屋コーチンの名前だと気づく。

2.「なぜ名古屋コーチンが!?」不思議に思ったテレシコワは、一仕事終えて陽気に街を闊歩する”ちんすこう”の後をつけると、”ちんすこう”は電柱の影で「一日一善(一膳)。」と言いプロテインを飲んでいた。一善と一膳をかけている。ちんすこうのアフレコは出来るだけ渋い声で。

3.「これがあのパワーを生むのか!!」そう思ったテレシコワはプロテインを飲み続ける。そして3ヶ月経ったある日、銭湯でのぞき魔に遭遇する。

4.周りの女性は恐怖におびえ、ただタオルで自分の身体を隠すしか出来ない中、テレシコワは全裸で犯人の近くまでダッシュし、ジャーマンスープレックスをくらわせて犯人を気絶させる。

5.女性陣は自分の身体をタオルで隠すのを忘れる程興奮し、スタンディングオベーションが起きる中、テレシコワはブリッジをした状態で肉体美を披露し、「一日一善(一膳)。」と言いみんなの前でプロテインを飲む。

6.商品の写真と商品名のアップで終了。


てらまつは自信作だった。

みんながブリッジをする時代が来る!とてらまつは本気で未来を夢見た。

しかし、問題はテレシコワがこの内容でOKするかどうか・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一方、テレシコワは成田空港に到着した。

なんとテレシコワはSPのような体型をした彼氏も連れて来ていた。

何か交渉が難航した場合は彼氏に助けてもらうつもりらしい。

果たして、てらまつは説得できるのだろうか!?

次回、天が授けたてらまつへの語学の才能が開花する。




お待たせしました。更新しようと思いつつ時間が経ってしまいましたね。
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「もしもし、てらまつさん?今空港に到着したわ。」

「お疲れ様、無理を言ってすまなかったねテレシコワ。」

自然にロシア語で会話をする二人。

「いいのよ。それより、2時間もあればあなたの会社まで行けると思うわ。私の彼氏も一緒なんだけど、もちろん問題ないわよね?」

「か、彼氏ってポコニロフのことかい!?」

てらまつはテレシコワのSPのような肉体をした彼氏の事を知っていた。そして今回の交渉の難易度が跳ね上がったことを悟った。優秀な人間ほどリスク管理を熟知している。

「どうかしたの?まぁいいわ、じゃあね。」

電話を終えたてらまつは、わずか2時間の間に交渉を成功させる手段を生み出さなくてはならなくなっていた。

どこにヒントを見出すかわからない、そう考えたてらまつは色々なことを考え始めた。


幼かった頃のこと。

天に授かった能力。

相武紗希のかわいさ。

メタボリックって何なのか。


「…………これだ!!」


あることがてらまつの脳裏をよぎった瞬間、彼に一筋の光明が差し込んだ。最善策を思い立ったてらまつは、すぐさまその準備に取り掛かるのだった。



~テレシコワとの電話を終えて2時間後・てらまつの会社の会議室~



「やぁテレシコワ、ポコニロフ。さっそくですまないが、仕事の話を始めようか。」

「ええ、それは構わないけど、なぜそんな格好をしているの?」

彼女が不審に思うのも当然のことだった。てらまつはなぜかコートを羽織り、マスクまでしていた。

「まぁ気にしないでくれ、じゃあ始めよう。」

「…そうね、わかったわ。」

てらまつはさっそくCMのプランを二人に話し始めた。《ちんすこう》のくだりでは「なんて斬新なの!?このインパクトは奇跡だわ!!」と意気揚々と聞いていたテレシコワも、CMの後半部分の話になるにつれてその顔は蒼ざめ、逆にポコニロフの顔は怒りで紅潮し始めていた。

「そ、そんな事させられるかー!!」

ポコニロフがてらまつに掴みかかろうとしたその刹那、てらまつはコートとマスクを一気に脱ぎ去り、全裸となった!

「待ちなさいポコニロフ!これは…!」

なんと全裸になったてらまつの体には1000種類もの言語で「love and peace」的な意味合いの言葉がかかれていた。博識なテレシコワにはなんとなくその意味がわかったのである。

てらまつは無言のままコクリとうなずき、ゆっくりとブリッジをキメた。世界の架け橋になれる男は、文字通り「世界のブリッジ(架け橋)」となったのだ。実はてらまつは幼い頃に見た「耳なし芳一」の物語を中途半端に覚えていたため、自分なりにアレンジしただけなのだが、気づけば3人は涙を流しながら手を取り、『we are the world』を歌っていた。

「私やるわ!いえ、私にやらせて!みんなで世界に橋を架けましょう!」

テレシコワはブリッジしながらそう言った。



全ての準備が整った。

プラン通りにCMは作られ、あとは放送されるのみとなったのだ。


果たして世界の反応は!?


次回は最終回、

『ちんすこうのちんはガチンコのちん!』

お楽しみに~





↓ちんすこうジュニアをクリック!イェア!!

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「部長、このクライアントのブランド戦略の件で相談があるのですが。」


世界のあらゆる言語を使いこなし、大規模プロジェクトを成功に導いた男は今や部長になっていた。

CMは瞬く間に人気となり、全世界で放映され、世界中のお風呂で老若男女がブリッジしていた。
また、”ちんすこう”はアニメ界にも進出し、”モラえもん”並みの知名度に達していた。

この卓越したビジネスセンスと唯一無二の言語能力、そして謙虚な姿勢は全社員から信頼されるに値し、次期社長との声も高かった。


しかし、人は変わるものなのだ・・・・・。



「そんな事もわからないのか!!ったく、キミは”ちんすこう”以下だな。」

「申し訳ございません。しかし、このプロジェクトは会社の業績にも大きく関わってくるプロジェクトですし、ぜひ部長の力をお借りしたいと思っているんです。」

「あのね、私がプロテインのプロジェクトを成功させた時は私一人で動き回って私一人の力で成功させたんだ。だからこうやってこのポジションにいる。君ももっとがむしゃらに働いたらどうだ。」

「しかし・・・・。」

てらまつは社員の言葉に、”言い訳はもういいから出て行け”と、ただ手で合図するだけだった。

「失礼します。」


そういって社員が部屋を出て行くと、てらまつは数百万円もする腕時計を見た。

「おっと、もう約束の時間か。無能な社員は人の時間を奪いやがる。」

最近は、部長という立場を利用し、『あわよくば』を期待して、若手女子社員と飲みに行く事が多くなった。

てらまつは立ち上がり、高層ビルの窓から下界を見下ろし、自分が世界を動かしているという勘違いに浸っていた。また、それが幸せの瞬間でもあった。

てらまつはあのCMでの成功を機に180度ヒトが変わってしまったのだ。


その時、一筋の流れ星が流れた。まるで「もう終わりにしましょう。」と涙を流しているようだった。


と同時にテレシコワから電話がかかってきた。

「お久しぶりです、てらまつさん。」

「やぁ、テレシコワ久しぶり。元気かい?」


「@3#$%;KOOU2222%&$'$$$」

テレシコワはいつもの通りロシア語に切り替えた。しかし、てらまつには全く理解できなかった。

てらまつはテレシコワに日本語に切り替えてもらい用事をすませた。不審に思ったのはテレシコワより、てらまつ本人だった。

「なぜだ・・・まさかな・・・・。」

てらまつは急いで全さんに連絡した。

「全さん、私です。」

このフレーズくらいは中国語で話せた。しかし、

「&%'(="(#&#*‘+}‘****+??+‘」

てらまつは中国語も聞き取れなくなっていた。

パニックになったてらまつは急いで電話を切り、本屋に向かいあらゆる言語の本を手に取った。

「わからない・・・・・・・・・・・・。」

彼は完全に能力を失ったのだった。


~数年後~

ちんすこうの人気は止まる事を知らず、動物で初めて国民栄誉賞を受賞した。

一方、てらまつはゴミ箱のアルミ缶を集めてお金に変える生活をしていた。

ある日、同じ匂いのする男が、スタンダードプードルを連れたマダムに『まだ生きてたの?この野ぐそが!!』と、こっちまで響き渡る大きな声で白昼堂々となじられていた。

てらまつは彼に近寄り、優しく声をかけた。

彼らは意気投合した。彼もまたスターからの転落人生なのだそうだ。

彼らはスターだった頃の話で夜まで盛り上がった。

彼らは、笑いながら涙を流していた。

その頃、星空も世界の誰かのために涙を流していたのだが、これはまた別の話。





モラえもんの正体はこの下のバナーの中に。
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これは僕の奇妙にして良く出来た物語のような体験だった。


3年前の冬、僕はとあるカフェで彼女を待っていた。

どこにでもあるようなカフェで、ブレンドコーヒーを一人飲んでいると、
一人のスーツを着たキャリアウーマンのような女性に話しかけられた。

「ここよろしいかしら?」

僕は急いで椅子からカバンを下ろした。
よく見るとかなりの美人だったからだ。

彼女は席に着くとすぐさまこう言った。

「この後何か予定あるの?」


見知らぬ女性に自分の事を尋ねられるのは初めてだった。


なんだろうこの感覚は・・・。


好奇心と警戒心が入り混じった僕は一瞬口をつぐんだが、
彼女との予定があることを思い出した。

「あ、はい。ありますよ。」

なぜだろう。この時彼女という単語を出さなかったのは・・・。

「そう・・・残念ね。じゃあ私の名刺渡しておくわ。おそらくあなたは・・・
そうね、1ヶ月以内に電話してくると思うわ。連絡待ってるね。」

そういって彼女は去っていった。

(なんだったんだろう・・・。)

その去っていく姿を眺めていると、違う明日を失った気がしてきて
いつしか自分を正当化するために必死になっていた。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして数日後、僕は彼女と別れた。

井の頭公園で一緒にボートに乗ったのが原因だろうか。

それほどかわいくなかったなぁ。でも好きだったなぁ。

未練を断ち切るべく僕は部屋を掃除していた。

もう写真から手紙から想い出なるもの全てを捨ててやろう。

すると1枚の名刺が出てきた。

なんだっけコレ・・・・あっ!!

カフェでの記憶が舞い戻った僕はあわてて日付を見た。

偶然か、あの日から1ヶ月まであと3日だった・・・・。








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あの女性には僕の未来がわかっていたのかな?

記憶の中の彼女は、心の中まで見透かしてしまうような不思議な目をしていた。そして、それがたまらなく魅力的でもあった。

…でも僕は迷った末、電話はかけなかった。

《交通事故で自分の非を認めようとしないオバハンより頑固》

とまで言われた僕だ。素直に彼女の予言通りに行動する気にはなれなかった。

…こんな性格だから彼女とも別れることになったのかもしれない。

そんな時だった



ブルルルルルルルルルルルルル!!!!!



僕のケータイが打ち上げられた鮮魚のごとくビチビチ震えていた。

…いや、ヤンキーの貧乏ゆすりのごとくプルプル震えていた。

…いや、ギャル男のごとくパラパラ踊っていた。


僕は悪い予感がしながらも電話をとった。

彼女…いや、元カノからだった。

『久しぶりね、元気だった?』

彼女の声はどこか元気がないように思えた。

『まぁまぁかな。どうしたの急に?何かあった?』

『うん……実はね……こんなことあなたに話しても迷惑だってわかってるんだけど…実は…あなたの前に付き合ってた人にストーカーみたいなことされてて…昨日なんか手もあげられちゃって……ごめんね?でもこんなこと相談できるのあなたしかいなくって……』

『そう…でも僕には関係ないな。警察にでも相談しなよ。』

僕は電話を切った。その手は震えていた。

僕はまだ彼女のことが好きだった。でも彼女にもう気持ちがないことはよくわかっている。だから電話で話すことさえ辛かった。

そしてストーカーが許せなかった。彼女に手をあげた?ふざけんなコノヤロウ!!

僕はあるところに電話をかけていた。

アニメが大好きだった大学時代の先輩から聞いたスナイパーの番号だ。

ケータイに番号を打つ間、僕は妙な感覚に襲われていた……なんだろう?

意外にも電話に出たのは若い女性の声だった。依頼内容は会って話すことになった。依頼人との信頼関係が大事、そういうことらしい。僕は待ち合わせの時間と場所を指定し、電話を切った。



~翌日~

僕はコーヒーを飲みながら待ち合わせ相手を待っていた。

カランコローン

店に入ってきた女性を見て僕は目を疑った。なぜなら…



『ほらね?だから言ったでしょ、一ヶ月以内に電話してくるって。』



奇しくもそこはあの日と同じカフェだった……








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Ms.油揚げ
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男性
自己紹介:

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